軽減税率って何?対象品やいつまでかが気になる!
おはこんばんちゎ。みねやんです☆
2019年10月1日に消費税が10%になるとともに、軽減税率もスタートしています。
統計では軽減税率をよく分かっていないという方が6割も居るんだとか。(2019年10月11日現在)
私もよく分かっていなかったので調べてみました。
そこで今回は、軽減税率って何?対象品やいつまでかが気になる!と題してお届けして参ります。
目次
軽減税率って何?
特定の商品の消費税率を一般の消費税率より低くするもので、『低所得者へ経済的な配慮をする』という目的で導入が決定されました。
商品によって消費税率が異なるので、スーパー等の多品目販売しているところでは消費税が8%のものと10%のものが存在します。
こういう複数の消費税が存在することを複数税率と呼ぶようです。
軽減税率はいつまで?
ここが問題で、いつまでという言及を国税庁がしていません。
考えられるのは、数年後に消費税を一律10%にするのか、複数税率を維持するのか?や、また増税して複数税率にして軽減税率を10%にするのかということです。
増税されたものは仕方がないと考え、このままの税率で軽減税率を維持して欲しいですね。
軽減税率になるもの!
国税庁の公表では、酒類を除く食品表示法に規定されている飲食料品と週2回以上発行されている新聞は対象になり消費税8%に据え置かれ、酒類、外食、ケータリングの食事などについては軽減税率の対象とならず、消費税率10%が適用されます。
具体例
8% | |
飲食料品 | 精米、野菜、精肉、乳製品、パン類、菓子類など |
食品の氷 | |
ミネラルウォーター | |
ノンアルコールビール、甘酒、みりん風調味料(アルコール分1%未満) | |
飲食料品の譲渡 | テイクアウト、出前 |
学校給食、有料老人ホームなどで提供される食事 | |
ホテルや旅館の客室冷蔵庫内の飲料 | |
果物狩りで収穫した果物の購入 | |
新聞の譲渡 | 週2回以上発行される定期購読の新聞 |
軽減税率対象外!
先述した通り、酒類、外食、ケータリングの食事などについては軽減税率の対象とならず、消費税率10%が適用されます。
具体例
10% | |
飲食料品に該当しない | 家畜用の動物、観賞用の魚 |
保冷用の氷、ドライアイス | |
水道水 | |
酒類(ビール、ワイン、日本酒、みりん、料理酒など) | |
飲食料品の譲渡に該当しない | レストラン・出張料理・屋台などでの食事 |
社員食堂、学生食堂での食事 | |
ホテルのルームサービス | |
果物狩りで収穫した果物の果樹園内での飲食 | |
新聞の譲渡に該当しない | 電子版の新聞、コンビニなどで販売される新聞 |
軽減税率に該当しないものは複雑ですね。
その他の例!
スタバやマクドの場合、飲食料品なので軽減税率8%だと思いがちですが、テイクアウトの場合は8%になり、イートインだと10%になります。
外食に該当するか否かというところですね。
ただ、テイクアウトと言っておいてイートインをする場合は消費税は8%です。
最初のお会計のときにどちらかによって異なります。
テイクアウトと言っておいた方がお得ですね!
ちょっと複雑なのが新聞ですよね。
軽減税率の対象になるのは『週2回以上発行して、政治、経済、社会、文化などの一般社会的事実を掲載していること』と、『定期購読契約に基づくもの』の2つの条件に合致していないといけないというルールなので定期購読でないコンビニの新聞は消費税率10%になります。
もぅ1つ複雑なのが果物狩りで収穫した果物をどこで食べるかによって消費税率が変わるというものですが、園内で果物を食べるのは外食とみなすことができるので、消費税率が10%なんだそうで、果物を買って持って帰る場合は消費税率8%になります。
ただ、入場料は飲食料譲渡に該当しないので消費税率は10%です。
学校給食や老人ホームの給食が8%で、社員食堂や学生食堂が10%なのも気になるところですよね。
これは社員や学生が利用の選択ができるのかどうかによって異なるようですね。
老人ホームでの食事は食事代が1食あたり640円以下で1日の合計が1920円までなら8%、それ以上だと10%になるようです。
まだまだ混乱しそうな軽減税率ですが、スーパーのレシートに何らかの印が付いていたら軽減税率が適用されているものです。
一度じっくり見て下さいね♪
まとめ
軽減税率って何?対象品やいつまでかが気になる!と題してお届けして参りました。
- 軽減税率は低所得者へ経済的な配慮をするという目的!
- 飲食料品は買ってくる分には据え置きの8%が適用!
- 外食は10%!
- 新聞は定期購読していれば8%、コンビニで買うと10%!
- 給食や学食は、本人が選択できるかどうかで8%か10%か異なる!
という結果になりました。
いかがでしたでしょうか。
今のところ食料品は消費税率8%なので安心ですが、家電を買い替えないといけない場合は2%の差でも大きいですよね。
とは言え、必要なものは買わないと…なので仕方がないですね。
食料品が8%なのが救いです。
ってな感じで今日はこの辺で。
ヾ(*’-‘*)マタネー♪